私の草野球、息子のリトルリーグ、ともに先週の日曜日が最終日でした。
偶然、どちらもリーグ戦をトップで通過、プレイオフのトーナメント決勝で敗れるという結果。
毎週末に行われるお互いの試合が楽しみでしたが、これからしばらくはお休みです。
アメリカも地域によって様々でしょうが、ここ南カリフォルニアでは温暖な気候のおかげで、やろうと思えばほぼ一年中野球が出来ます。それでもリーグ編成の都合か、はたまた飽きがこないための配慮かわかりませんが、大人も子供も同じようなシーズン制になっています。
春から夏にかけてが本シーズン、秋は補助的なシーズンという扱いです。
下は息子が所属するリトルリーグの年間スケジュールです。
大人の草野球も大体同じ流れです。
1月にトライアウトを行って、所属チームが決まります。
2月に練習が始まります。と言っても週2回、2時間程度です。
3月にレギュラーリーグ戦が始まり、それが5月末まで続きます。シーズン中は週2回の試合、週1回2時間の練習といった感じです。
6月はプレイオフ。これは上位チームのみがトーナメント形式で行いますので、負けた時点でシーズンが終わりです。最長で6月末まで続きます。
7~8月はリーグのオールスターに選ばれた子達はリーグ代表選手として地域大会、州大会、はてはワールドシリーズまで続きますが、大多数の子達には関係ありません。基本的には夏休み中は野球もお休みです。
9月になってから、学校が始まると同時に秋のシリーズも始まります。これは上に述べましたように補助的なシーズンという扱いで、参加する選手の数も春の半分以下です。秋~冬はサッカーやフットボールなど別のスポーツをやるって子も多いです。私の息子も2年前まではサッカーをやっていました。
9~11月が秋のシーズン。週末の試合と平日1回2時間の練習だけでした。
野球少年と言っても、このように一年中野球をやるわけでも、毎日練習をするわけでもないので、日本に比べてレベルはけっして高くありません。と言うより、はっきり言ってヘタクソです。大体が試合の方が練習より多いわけですから。基本を叩き込む!といった日本の練習とは大違いです。その代わり燃え尽き症候群みたいなものもありません。
さて次は来年1月のトライアウト。子供はまあどんなにヘタクソでも所属チームが決まらないということはなくって、必ず何処かのチームに割り振りされるのですが、大人のリーグはそうではありません。チームの数が決まっていて、しかも1チーム20人までというルールがあるので、どこにも入れないということもありえます。息子にバカにされないよう、頑張らなくては。メジャー選手がマイナー降格になるのもきついでしょうが、草野球で最低レベルのリーグにも入れないってのはまたきつそうです。
2013年11月25日月曜日
2013年11月9日土曜日
No crying in baseball
ずっとコーチの手伝いという形で息子のリトルリーグに関わってきました。
子供達は生意気だけどやんちゃで元気いっぱい。
だけどその割には、ちょっとしたことで泣きすぎる。
デッドボールを食らった、スライディングで肘をすりむいた、ボールだと思って見逃したらストライクとコールされて三振になった、エラーをして野次られた、、、、
いちいちそんなことで泣いてどうする。
そのたびに試合は中断されて、コーチや監督だけじゃなく、その子の親までグラウンドに出てきて慰めている。 子供が泣くから怒鳴るなってコーチに抗議する親までいる。 そしてそのコーチは次の試合にベンチ入り停止処分を受けたりする。
過保護にも程がある。 というわけで、私の好きな映画の好きなシーン。
http://www.youtube.com/watch?v=Xx8cCDthsuk
子供達は生意気だけどやんちゃで元気いっぱい。
だけどその割には、ちょっとしたことで泣きすぎる。
デッドボールを食らった、スライディングで肘をすりむいた、ボールだと思って見逃したらストライクとコールされて三振になった、エラーをして野次られた、、、、
いちいちそんなことで泣いてどうする。
そのたびに試合は中断されて、コーチや監督だけじゃなく、その子の親までグラウンドに出てきて慰めている。 子供が泣くから怒鳴るなってコーチに抗議する親までいる。 そしてそのコーチは次の試合にベンチ入り停止処分を受けたりする。
過保護にも程がある。 というわけで、私の好きな映画の好きなシーン。
http://www.youtube.com/watch?v=Xx8cCDthsuk
2013年11月1日金曜日
教育か娯楽か
この写真はリトルリーグでも草野球でもなく、あるメジャー球場の試合後のダグアウトの様子です。紙コップやらペットボトルが散乱して汚いですよね。見づらいですが、床にはヒマワリの種(なぜか野球選手はこれが好きです)もたくさん散らばっています。
全く困ったことだと思うのですが、リトルリーグでもこんな感じです。
そこら中につばを吐く、ゴミは床に捨てる、バットやグローブを投げつけたり、蹴とばしたり、エトセトラ、エトセトラです。
こちらの子供達は学校でも掃除をしませんし、道具を大切に扱うことも教わっていません。
かえって大人の草野球の方が片付けようと言う意思が見えます。自分でお金を払っているせいでしょうか。
日本の少年野球では試合や練習の前後にはフィールドに向かって礼をするし、道具は大切に扱うこと、大きな声で挨拶をすることなどを最初に習うって聞きました。
礼に始まり礼に終わる。良いことだと思います。
それに比べて、こちらのリトルリーグの子達はしつけの出来ていない猿同然です。
少年野球を教育とみなすか娯楽とみなすかの違いかもしれませんが、
こんな宣誓をさせるぐらいなら、フィールドや道具への感謝も教えたらって思うんですが。
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