2014年1月26日日曜日

トライアウト -大人の場合

今日は私がトライアウトを受けてきました。
大人の場合、と言うか私が受けたリーグの場合は、基本的に欠員補充です。
30名ほどがトライアウトを受けて、チームの代表が7~10チームぐらいいて、自分達が欲しい選手を「ドラフト」で選んでいきます。
「ドラフト」で選ばれた選手は全体の半分ぐらいだと思います。選ばれた選手はその場で「契約書」にサインします。選ばれなかった選手は一応予備のメンバーにプールされます。トライアウト受験料の20ドルは返ってきません。

念の為ですが、これが草野球です。こんな大げさなことをしなくては大人が野球をすることが出来ないのです。

私はもちろん、選ばれなかった側でした。
残念ですけど、周りの選手を見ると納得せざるを得ません。
1人15スイングぐらいフリーバッティングをするのですが、100メートルのフェンスを越えていくホームランがポンポン出てました。
あるピッチャーは89マイル(143キロ)を計測してました。
そのピッチャーとは偶然、ウォーミングアップのキャッチボールで相手をしましたが、とんでもない球でした。素人を殺す気かよって思いました。
守備練習では外野からホームベースまでダイレクトで返球するすごい肩の外野手もいました。
私と交互でショートを守った選手は、高校を出たばかりで昨年はマイナーリーグでやっていたらしいです。
マイナーリーグは食っていけないぐらい給料が安くて、そのくせ一年の半分は遠征ばかりなので、実力でついていけないというより、生活のためにあきらめる人が大半のようです。

そんな本格的なんじゃなくって、もっと気楽に野球を楽しむ場があればいいのにって思います。



2014年1月13日月曜日

トライアウト - リトルリーグの場合

先日、息子が所属するリトルリーグのトライアウトがありました。
このトライアウト、シーズン前の1月上旬に行われ、1月末には所属するチームが知らされます。そのチームで、2月からの練習、3月からの本シーズン、そして6月のプレイオフと続くわけです。

レベルの高いトラベル・リーグでは本当に選手を選別し、合格・不合格があるようなのですが、リトルリーグでは不合格になる子はいません。
それより、トライアウトの目的は適切な人数にチームを振り分け、各チームの戦力を平均化することのようです。

各チームの人数は多くても12~3人。休む子もいますので、補欠というものはなく、全員が試合に出ることが出来ます。
年齢が上がるにつれチーム数は少なくなりますが、12歳以下だと4,5チームになる模様です。リーグ戦は総当りで、同じチームとは2、3回対戦することになります。

トライアウトそのものはこんな感じです。

外野守備:マシーンで打ち出されたフライを捕球し、2塁へ返球する。 1人3球。
内野守備:ショートを守り、ノックされたゴロを捕球し、1塁へ送球する。1人3球。
バッティング:マシーンの球を打ち、最後は2塁までランニング。 1人4球。
ピッチング:1人3球。

これだけです。15~20人ぐらいのグループで移動しますので1時間ほどかかりますが、選手からするとやることはほんの少しです。

それでも各チームの監督、コーチが一人一人の動きをチェックして、ドラフト会議(!)を行って、チームを決めるみたいです。

トライアウトと呼ぶほど大層なことではないと思うのですが、これが終わるといよいよ野球シーズンの始まりです。