2015年10月12日月曜日

少年野球への親の関わり方について

息子が所属しているトラベルリーグでは日曜日に試合が行われます。1試合2時間の制限があるダブルヘッダーか、時間無制限の9イニング。投球数制限もあるし、チームの人数はどこも1215人程度ですので、全員にプレイする機会があります。プロと同じくホーム&アウェー形式で、隔週で遠征します。カリフォルニアは野球が盛んですので、遠征と言っても大体車で1時間以内の場所で済んでいますが、送迎は勿論親の役目です。要するに毎日曜日は子供の野球で潰れるってことです。

そこまでは想定内で良しとします。しかしながら、先週末はトイレがないから試合中止」と見たことも聞いたこともない理由で、ダブルヘッダーの2試合目が中止になりました。

アウェーの週でした。場所はとある高校の野球場。朝9時から第1試合開始、8時に集合、7時に家を出なければ間に合わない。だから日曜なのに6時起き。特に大変だとは思いません。

第1試合開始後、両チームの世話役をしている保護者達が何やら話を始めていました。最初は穏やかに笑いあいながら話していたようなのですが、段々声が大きく尖ってきました。

日曜日なので高校のトイレには全て鍵がかかっています。大抵、運動場の周りに工事で使うようなポータブルのトイレが1つ2つあるものですが、この高校にはありませんでした。ホストチーム側はそれを見越して、レンタルを手配したらしいのですが、何かの手違いで届いていません。

さすがにダブルヘッダーをトイレなしでやるのはきついです。見物している親は適当に抜け出して近所のお店か何かで済ましてくることも可能ですが、試合中の子供達はそうはいきません。だったら第1試合と第2試合の合間に全員で行ってくればいいだろうと思いますし、実際に我々のチーム側はそう提案したらしいのですが、ホスト側はあくまで試合間の休憩は30分しか認めないと主張し、話し合いが平行線のまま第1試合が終わってしまいました。

もうそうなると、大人げなく折れないアメリカ人同士の交渉は大変です。双方から数人の親が大声で怒鳴り合う修羅場になってしまいました。第2試合は中止です。第1試合ではDHだった息子。第2試合は先発で守備につける筈だったのに。

多分ですが、ホスト側が時間に拘った理由は、球場の使用料か、あるいは審判の時給に関係しているのだと思います。それにしたって、もうちょっと臨機応変に行かないものかなあと思います。だってトイレですよ。大人が真剣に怒鳴り合うようなことでもないでしょうに。

日本だったらどうなったでしょう。日本人は杓子定規的だとのイメージがありますが、ここまではひどくないような気がします。何とか妥協して子供達に野球をさせてあげる方向に話をしたのではないかな。それとも、よーしお前ら全員で立小便してこい、ってことになったかな。

アメリカ人気質や少年野球への親の関わり方を改めて考えさせられた出来事でした。エキサイトする大人達を尻目に、子供達は文句を言うこともなく、いつものように相手チームと審判に試合後の挨拶をして、大人しく球場を後にしていたことがせめてもの救いです。

1 件のコメント:

  1. 笑ってしまいました。

    大人たちの大声での議論が目に浮かぶようです。子どもたちの試合なのに大人が熱くなる場面には私も何度も遭遇しました。子どものような大人がアメリカにはたくさんいますよね。
    しかし原因がトイレとは(笑)

    原因の元である『手違い』も、これまたいかにもアメリカですね。
    私の経験ではプラマーが時間通りに家に来たことは一度もありませんでした(笑)
    しかも謝るのではなく言い訳ばかり。
    周りの人に不満を言っても、まあそんなもんだよ、という感じで。


    こういう事は日本ではまず起きませんので、今は平和に安心して子どもの野球観戦ができています。

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