WBCでお馴染み、甲子園では議論の対象になる投球数制限。
下はリトルリーグ共通の投球数ルールです。
一試合ごとに許される投球数
年齢
|
一試合の最大投球数
|
7~8
|
50
|
9~10
|
75
|
11~12
|
85
|
13~16
|
95
|
投球数
|
休息日数
|
1-20
|
0
|
21-35
|
1
|
36-50
|
2
|
51-65
|
3
|
66+
|
4
|
このルールはかなり厳格に守られます。
根底にあるのが、ボールを全力投球するのは子供の肘や肩に負担がかかり、投げ過ぎは故障の原因になる、という考えだと思います。
試合だけではなく練習でも投球練習は何球まで、と監督から細かい指示が出ることも珍しくありません。
その割にはコーチ手伝いの私がバッティングピッチャーとして200~300球ぐらい投げても誰も何も言いません。
その割にはコーチ手伝いの私がバッティングピッチャーとして200~300球ぐらい投げても誰も何も言いません。
それはさておき、この投球数ルールはどの選手に何球まで投げさせるか、という駆け引きを生みます。
リーグ戦やトーナメントは週2、3回試合があることが多いです。
エースが好投しているけど、あと何球投げると次の試合に投げれなくなる、そんなケースで頭を悩ますのが監督です。相手のチームもそれを計算に入れたりします。次の試合相手の監督が投球数をカウントして、登板ピッチャーを予想したりします。
このようなわけで、リトルリーグでは1人だけ抜群のピッチャーがいても、上位に進めるとは限りません。それより、そこそこ投げれるピッチャーが3,4人いるチームが有利です。
個人的には、選手の健康を守り、ゲームの公平性を高める、2つの利点がある投球数ルールは子供のためにはとても良いことだと思います。
WBCは別問題ですね。あれは派遣選手に故障してほしくないメジャーチームの事情でしょうから。プロなんだからぶっつぶれても投げろよって、これも個人的には思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿